カクテル Cocktail おしゃれな響きです。さまざまなお酒やそれ以外のものを混ぜ合わせた芸術品



カクテルとは

中心となる酒(ベース)に他の酒またはジュースなどを混ぜて作るものです。混酒。
ベースとなる酒には、ウィスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなどのスピリッツ類を使うことが多いのですが、リキュール類もよく使用され、焼酎や日本酒、ビールをベースにしたものまでさまざまです。
国際的には、国際規定がありますが、そんなことにこだわらずに自分だけのカクテルを作って楽しむのもいいものです。

語源はさまざま

語源にはさまざまなものがありますが、一般的には雄鶏(Cock)の尻尾(Tail)の意味で、飾りやグラスの中身にアルコールが含まれていることを示すために、羽根をグラスに差す風習があったことからこう呼ばれるようになったという説が有力です。
歴史的には非常に古く、 混酒という観点から言えば、古代エジプト、古代ローマ、唐(中国)の時代までさかのぼります。今のようなカクテルという飲み方をされたのは1750年代といわれています。

カクテルの種類
飲み方

カクテルにはベースとなる酒によって分類される方法が多いようですが、味によって分類されているとてもわかりやすいお店もあります。

同じカクテルでもその元になる酒の銘柄や微妙な冷やし方、シェイクの方法、氷、分量などなどさまざまな要素によって味が左右されるとてもデリケートなお酒といってもいいでしょう。
しかし、そんなデリケートなお酒をデリケートに飲んでおいしいはずもありません。
つまり、ウンチクはウンチクですが、好きなようにが一番なのです。

いわゆる逆三角形にアシがついているカクテルグラスに入ったカクテルを「ショートカクテル」と言いますが、これは5分以内に飲み干せといわれます。冷たさがなくなったり、シェイクしてできる細かな空気の粒が無くならないうちにということですが、別に好き好きで構わないと考えます。

なお、カクテルとして使用されているさまざまなものは、口に出来ないものを使用しないという決まりがあります。よく飾りのように果物やオリーブが入っていますが、これは食べてもOKです。マナーとしてもまったく問題ありません。ただし、最近は傘とか花火なども飾りに使いますので、そこはそれとして・・・。

 

たとえば玉子酒
おなじみチュウハイ

日本を代表するカクテルは、風邪に効く「玉子酒」です。最近はあまりしませんかね?これと似ている外国のカクテルで有名なのは「エッグノック」。やはり風邪の特効薬です。
チュウハイも立派なカクテルです。レモンハイ、ウーロンハイ、ハイハイなんでもそうです。そうそう、焼酎を麦芽飲料で割る「ホッピー」もカクテルです。

 

カクテルといえばBar

Bar。いい響きです。大好きです。ちょっと気取りたくなります。非常に気取ったBar、とても気さくで気取りのないBar。どちらもいいですね。カウンターが好きです。
私は、ホテルに泊まると必ずそこのメインバーに行きます。ホテルの顔になっている場所の一つですので、いい感じです。但し、マナーとして騒ぐことはやめましょう。
私が思うにいいバーとは、必要以上にバーテンダーがこちらに関与しない店。適当に話があり、おかわりしたいなーと思っている時には、もう一杯いきますか?と、目で合図してくれるバーテンダーがいるお店。

以前京都にあるBホテルのメインバーで出会ったバーテンダーは最高でした。都内の国際的な有名ホテルのバーテンダーも良かったのですが、私の中では京都のそのホテルが一番です。
なにかというとバーテンダーが知らないカクテルを注文した際に、しばらく奥に引っ込み(おそらく調べていたのでしょう。実はこのカクテルあるバーテンダーのオリジナルでした)、その後私のところに来てこう言うのです。「大変申し訳ございません。私の勉強不足で、また、いろいろ調べましたがその作り方がわかりません。教えていただければ、お客様の納得のいくまで作らさせていただきますので、ぜひ作り方をお教えください。」
あー、これが本当のプロだなと関心しました。そしてこちらでお願いした方法で作っていただき、1回でOK。実にすばらしい味でした。しかもそのカクテルの代金は取りませんでした。
そのホテルには3泊しましたが、すっかりそのバーテンダーのファンになってしまい、毎晩通ってしまいました。もちろん翌日もその次もそのカクテルをお願いしましたが、その作り方を聞いてくることはなく、実にすばらしい味が続いていました。

最近はあまりしませんが、一時カクテルに凝り、いろいろなものを揃えています。結論は何でもいいのだということ。たしかにこだわりもあるでしょうが、嗜好品の世界。自分がおいしいものはおいしいのです。

 

店主の好きなアルコールシリーズ
クスリだったリキュール
カクテル三昧
ビールだってクスリ

 

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