鍋料理 食文化の原点を感じる 鍋に食材を入れて煮る。ただこれだけの行為なのになぜか料理として成立する鍋料理。料理、食文化の原点を感じませんか。 | ||
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6.キムチチゲ 体の中から |
随分前から流行の韓流の流れでしょうか。韓国料理もかなり一般的というか人気だそうです。 よく「チゲ鍋」なるメニューが書いてあります。もちろん韓国料理のお店にはそんな表記はありません。 たとえば、豆腐をメインにすれば「豆腐チゲ」、キムチがたくさん入れば「キムチチゲ」です。 今回の「キムチチゲ」は、大本の韓国流を日本流にアレンジしたものですので、ご家庭でも簡単においしくできます。しかも特別な韓国調味料を使いません。(これを使うと本格的!でもそろえるには高いしね。) まず、豚肉。豚小間でもバラでも構いません。食べやすい大きさにカットです。鍋ですがら縮むことを考えてあんまり小さくするとダメです。 これだけは欲しいというのは、にんにくとにら。 にんにくは適当な大きさに。そう1片そのままでもOKですし、その半分に切ったものでもいいでしょう。これを人数×2〜3片は入れたいものです。(それほど翌日臭いませんから) にらは、最後。食べる直前に入れましょう。 さて、作り方。 まず、鍋に豚肉とキムチを入れます。手でよく揉みあわせます。 正式には、この作業はボールなどの他の器で行い、鍋には出汁を入れてそこに先の豚肉+キムチを入れるのですが、別にいいです。ボールを洗う手間が省けます。 30分以上経ったものに水を入れ、火にかけ、あとは普通の鍋と同様。 煮えたら最後ににらを入れて出来上がり。鍋の余熱でにらはスグにシンナリなって、器に取る頃にはOKです。 肉を鶏肉に変えてもいいでしょう。 とにかく、肉とキムチをもみ合わせて30分以上おく!これだけで、ぜんぜんおいしくなります。ためしにそのまま鍋に入れたものと食べ比べてみてください。 残ったスープは、雑炊でもうどんでも好きにして〜
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番外 鍋といえば、ちゃんこ |
ちゃんこといえば、相撲部屋のあの鍋です。 東京は両国界隈で元力士が経営するちゃんこやが有名です。 そのちゃんこ鍋とは、どんな鍋なのでしょうか? もともと「ちゃんこ」とは相撲部屋で食事のことを差します。力士は体力をつけ、栄養をつけるため、常に栄養価が高く、また大量に食べることから鍋にすることが多く、一般的にちゃんこ鍋として言われるようになりました。 つまりカレーライスでもハンバーグでもすべて食事は「ちゃんこ」です。(このあたりは、某へぇ〜の番組でも紹介していましたが) ちゃんこの語源には、いくつかの説があり、 これらに共通しているのは、 「鍋」と「国」は中国語では似た音であり、長崎の人が中国から来た鍋を「中国(ちゃんこ)鍋」と呼んでいて、当地に巡業した力士がその料理を「ちゃんこ鍋」と呼んだのではないかという点は共通しているようです。 いかがですか?今夜お宅でもご自慢の「ちゃんこ鍋」をぜひ!
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5.雪見鍋 家々にも周りにも |
この鍋は、どちらかかの食べ方かもしれません。そのアタリはよく存じ上げませんが、たまたま昔、私の従姉弟からご紹介いただいた鍋です(彼女は長い間、仙台に住んでいましたからもしかしたらそちらの食べ方でしょうか)。 用意する材料は、豆腐と大根おろし。出汁は昆布だし。あとは浸け汁としてポン酢などをお好みでご用意ください。 湯豆腐を作ってください。そこに大量の大根おろしを加えます。大根おろしは、湯豆腐が出来てから入れ、ふたをしてさっと暖めればOKです。 蓋を開けると、雪原に家がポツポツと立ち並ぶかのような風景です。そこで雪見鍋です。 かなり体が温まります。しかも大根おろしのジアスターゼにより疲れた胃にもやさしい。(もっとも熱が加わるので効果はかなり落ちてますが) とにかく素朴で、温まり、やさしい味のお鍋です。 火傷しないようにふうふういって、しみじみ暖かさを味わってくださいませ。
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4.驚きの水炊き 白湯スープのような |
鍋の中でも定番の水炊き。鳥肉や野菜の入った鍋で、鍋自体に味は付けずにポン酢でいただくというのが一般的です。 が、しかし、ここにご紹介するのは、とんでもない水炊きです。 例によって簡単です。が、今までの水炊きとは違います! 実際の作り方は、名古屋コーチンとかしゃもとかの高級鶏肉を出汁のみの入った鍋で長時間炊き、それをまずいただいた後、残った汁で今度は野菜を入れて鍋にするというものですが、私流はちょっとアレンジです。 鍋に昆布、鰹だしなどを入れます。 ここに鳥肉を入れます。かなり縮まるので大きめがいいです(売っている肉を3〜4等分に切る位でOK)。好き好きですが、モモの方が味、弾力ともにいいようです。 はい!第一弾は完成です。あとはひたすら強火で煮る!とういうか炊くといった方が正しい? 理想的には30分!どんなに早くても沸騰してから15分は我慢です。 できました!?白濁したスープです。 これを鶏肉とともに器にとり、ポン酢か柚子などもちょっと加えてどーぞ! 肉はすでに口の中で溶けるというか砕ける感じになっています。 第2弾は、このスープにさらに鶏肉と野菜です。ここからは火が通ればOKです。長く煮込まなくてもOKです。鶏肉がダブルで困る!という方は、例のお店のように野菜だけでもOKです。すでに最高の鳥スープが出来上がっているわけですから、何でもおいしいのです。 1つだけ注意です。 PS.もう一手間かけたい!そんなあなたには、鶏肉を食べる前に取り出し、塩を振って火で表面に焼き色、特に皮の部分がカリカリになるように焼いてから、そのスープに付けて食べてください。これもいいです。味が変わります!
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3.鍋のシメに |
鍋といえば楽しみなのは最後のシメ。 近所の蕎麦屋さんから教えてもらった方法をご紹介します。 まず、固めに茹でた熱々のうどんを用意しましょう。 うどんを入れたときに汁が見えるようでは多すぎです。そう、コップ半分くらいでしょうか。分量は各自数回実験してください。(この技を身につけるためにどれだけ試みたことか・・・) いよいよ、本番です。溶き卵を用意します。 いうなれば鍋の残り汁で作ったカルボナーラ風うどんです。 ただ、これはとろとろの生卵が駄目な人には不向きです。その際は汁をやや多めにして卵を入れてからしっかり火を通すといいでしょう。 温まるシメです!
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2.シジミ鍋 疲れた肝臓に
| 昨日は飲み過ぎたな〜と感じた時なんかに肝臓にやさしい鍋です。 鍋に出汁と酒をいれ洗って砂を出したシジミを入れます。 シジミは、口が開けばOK。出来上がり。最後にあれば三つ葉をパラパラ。なければないでもいい。 大根がやや固めの方がしゃっきりしてておいしいです。煮すぎるとシジミが固くなってスープも臭みがでてしまいますよ。 器にとって、ポン酢をたらし、お召し上がりください。
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1.自分鍋 これぞ、料理の基本! |
こんなものを紹介してよいのだろうか???と疑わしい鍋料理。 こどもには人気です。料理が出来るんですから。しかも切ったりしないので心配ない。味付けだけに挑戦。 この鍋やれば、味音痴解消!楽しみながら味が覚えられること実証済み!
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