作品:花・自然

北海道の花を中心とした作品を集めました
*写真をクリックすると少し大きくなります。
タイトル及び解説はひげ丸店主による。( )はNoriオリジナルタイトル。

洞爺湖畔のヒトリシズカ
洞爺湖畔のネコノメソウ

一足先の紅葉彩
(ゆり)

まるで秋の紅葉を
一足先に彩ったようなゆりの花
その色のコントラストに
しばし心奪われ・・・

夏の終わり
(オオハンゴンソウ)

ことしのオオハンゴンソウも夏の終わりを告げています
2006.9.18 By Nori

 

沈黙の5分間
(なぜかじっとしていました)

5分間もじっとしていました
過ぎていった夏の日々を
懐かしんでいるのか
これから来る厳冬を
憂いているのか
じっとしていました

 


忘れずにいる(萩の花)

いつの間にか萩が咲き
秋が来たことを知った
そんなことにも気づかなかったなんて
どうかしているね

ぼくらが忙しさにかまけて
季節の移り変わりさえ見落としても
ちゃんとこうして教えてくれる

忘れずに咲いてくれる

螺旋階段(かわいいねじ花)

ちいさなねじ花の
花はもっともっと小さいのに
ひとつひとつに花びらがあって
ひとつひとつが綺麗に咲いていて
健気なのか逞しいのか

そんな姿に
ボクの心も螺旋階段のように

染織葉模様(神仙沼のミツガシワ)

山の神様がくれた絵柄です
このまま反物に染め抜いてみたらどんなに素敵でしょう

いえいえ いけません
やはり自然の中にあって
はじめて生かされる絵柄ですから

まもなく(タンポポももうすぐ飛んでしまいます)

鮮やかな黄色から
白いふわふわに
風にまかせて
あちらこちらに
飛んでいく

揚々輪廻(チングルマ)

花が咲き
やがて枯れ
種が落ち
芽が出る
自然界の輪廻
その一つ一つを
精一杯に見せてくれます

まるで
雪の妖精の
化身のようで
(ミツガシワ)

妖精のいたずらですか?
雪の結晶がそのまま花になった
ああー
そのままそっとしておいて

ふたりの作品(Reiの育てた紫陽花)

Reiの育てた紫陽花は
ことしもこんなに綺麗に咲きました
来年も再来年もそしてずっとずっと
咲いてくれることを願っています

 

私だって考える

私はただ鳴いているばかりではない
私だっていろいろ考えているのだ
おろかな人間達よ
自分達だけが考えているなどと
思い上がるなよ
短い時間だからこそ
必死で考え
生きているんだ

雄々として

顔をしっかりと上げ
空を見つめ
明日に向かって
そんな声が聞こえてきそうです

さまざまな顔

いろいろな顔があります
いろいろな人がいます
でもみんなしっかり生きています
真直ぐに前を向いて

休息

みつばちが花粉を集めています
オオハンゴンソウの上でちょっとひと休み
いいじゃありませんか
いつもいつも飛び回ってばかりじゃ
疲れてしまいますもの

穏やかにそして恥らいながら
(ニセコタカクリ3種)

ニセコカタクリは静かな花です
まっすぐに上を向かずに
ちょっと恥じらいがちに
静かに咲きます
その貴賓のようなしとやかで
上品な色合いとともに
私の心を
穏やかなものに してくれます


3人姉妹


ひたむきに


恥じらい

貴婦人たちが佇む
(ニセコカタクリとエゾエンゴサク2種)

自然が生み出す上品な色合いと姿
野に咲く貴婦人たちとでもいいましょうか
ニセコカタクリはライラック色、エゾエンゴサクは薄縹(うすはなだ)色
私の知識ではそのくらいしか思い浮かびません
しかし、微妙に違います
言えない色です

モノクロの花
(エンレイソウとオオバナノエンレイソウ)

同じ仲間の花で黒の花と白の花のコンビがあります
同種で何種類かの色を持つ花は多いのですが
白・黒という組み合わせはめずらしいように思います
この2種、全く正反対の色を持ちますが
果たして性格や思うことも正反対なのでしょうか・・・。


かたくなに(エンレイソウ)

堂々と(オオバナノエンレイソウ)

個と和
(キクサキイチゲとその群生)

誰だってそうです
大勢の中にいれば隠れてしまう
大勢の中にいれば見えなくなってしまう
でもここにいるのです
個々の私もあなたも


華麗に

群像

色・彩(蝶−洞爺−)

なんという自然の色合いでしょう
出せない色です
誰が考えたのでしょう
この組み合わせ

登ったら降るしかない

一生懸命に登ったら
降りればいい
そしてまた登ればいい

空に向かって(ニリンソウ)

大きく両手を広げて
空に向かって
ただひたすらに
両手を広げて

ぼくがいちばん!

ぼくが いちばんだい!
いちばん おおきいぞ!
いちばん つよいぞ!
いちばん かっこいいんだぞ!
ぼくが いちばんだい!

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