バジル
(バジリコ、メボウキ)

学名:Ocimum basilicum
科属名:シソ科 メボウキ属
原産地:インド、熱帯アジア

ハーブの代表格といってもよい、バジルです。
本来は多年草の植物ですが、日本でのバジルはその気候の変化や土壌の違いからか、1年草として扱われています。

バジルの科名であるシソ科の植物には、ハーブの仲間がたくさんあります。シソのほか、バジル、ミント、ローズマリー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバーム、ラベンダー、エゴマなどがそうです。

イタリア料理でよく使われる調味料として有名ですが、ハーブの歴史的は大変古く、ヨーロッパではキリスト教以前から使われていました。当時、ハーブなどの知識に詳しかったりハーブを魔よけ等に使う知識を持った人々は、中世ヨーロッパの魔女狩りなどで弾圧されたりしています。
魔女が不思議な草などをグツグツ煮て、なにかの薬や魔法のもとを作るなんていうことは、このハーブの効果であったためです。また、これらの背景には、キリスト教ではない他の宗教と繋がりのある人々が、ハーブの効用により人々を救い、注目された反動として、キリスト教会が後になってこれらの知恵者を弾圧したのが魔女狩りの本当の理由だと言う説もあります。

バジルは、乾燥すると香りが弱くなってしまうため、食材として使用するためには、新鮮な生の状態で使用するか、冷凍して保存する、オリーブオイルに漬けてしまうなどの方法をとるのがよいようです。

 

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