君子蘭
(ウケザキクンシラン)

学名:Clivia miniata
科属名:ヒガンバナ科 クンシラン属
原産地:南アフリカ

蘭と言う名前がついていますが、実は蘭の種類ではなく、ヒガンバナ科の植物です。原産種はそれほど雨の多くない南アフリカのジャングルで大木の根本あたりに群生しているようです。
濃緑の美しい葉に、オレンジ色の花をつけたその高貴な、気品のある姿から「君子蘭」と名付けられました。
正しい名称はウケザキクンシランです。植物上のクンシランは別にあって、同じ属ですが、花が少し小さく、下向きに咲きます。ヒガンバナ科には、ヒガンバナ、スイセン等があります。

君子蘭は、種族を残すために花をつける典型で、現在栽培されている君子蘭(自然の世界ではない)は、あえて冬場に寒くしてあげないと花が咲きません。また、逆に夏場は直射日光ではない明るい外に置き、鍛えて大きくしてあげなければならない、ちょっと贅沢をさせる植物です。
株分けでどんどん増えていきます。最初の花を付けるまでには数年かかることがあります。

そうして、やっと咲いた花は、実に長く咲き続けます。

我が家の君子蘭成長記
2007年ようやく花が咲きました。
2007.2.21

葉っぱの中心から白っぽい花の芽が覗きました。芽がしっかりと確認できたので、明るく暖かい日当たりのよい部屋の窓辺に移動しました。
2007.3.3

10日間で花茎が15cmほどに伸びました。
どうしても日があたり、乾燥気味になるので、これからは毎日霧吹きで全体にあてましょう。
2007.3.5

さらに2日間で花茎はどんどん伸びています。
花のつぼみは、まだ全体がまとまってついている感じです。
2007.3.8

花茎がさらに伸びて、花のつぼみが回りに開くように独立してきました。
2007.3.13

完全にそれぞれのつぼみが開花の準備に入ろうとしています。
2007.3.14

1日しか経っていないのにポックリと膨らんできました。
2007.3.15

つぼみの先の方がややオレンジがかってきました。

2007.3.16

さらにその色は広がり始めています。たった1日なのにもう咲くのではと、期待してしまいます。

2007.3.20
  
開花しました。
しかし、他のほとんどはまだつぼみです。
2007.3.21
  
開花が始まり、1日が経ったので、みんなが良く見える玄関へ移動しました。
霧吹き作戦は、まだ毎日続けています。
2007.3.24
  
もうすべてのつぼみが開花しています。
豪華です。
手前側の1本は、光の関係で実は手前側に花茎が倒れてしまっています。さらに花の重みでまっすぐにはなれないようです。
奥の方は自然とまっすぐに立ってきました。
2007.3.26

花茎をまっすぐにするため、支柱を立ててやりました。
2007.3.29

花のアップ写真です。一番最初に開花した花です。最も開いています。
2007.3.31
  
全体が開いてきました。

 

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