ミント

学名:Mentha sp.
科属名:シソ科 ハッカ属
原産地:北半球の温帯地域,アフリカ

日本では昔からポピュラーなハーブで、その香は歯磨き粉やガムでもおなじみです。

熱帯地方を除く世界の広い範囲に自生している多年草で、世界各地で料理・ 薬用・日用品に古くから用いられてきました。漢方薬にも薄荷葉(ハッカヨウ)が、 清涼剤などに使われています。

一般的にミントは強く、茎から折ってそれを水につけておくとやがて根が出ますので、その後土に植えてやるとどんどん増えていきます。
ちなみに店主のミントも1本拝借したものを2つに折り、根が出た後に土に植えました。そのうちに写真下のようになりました。虫がつきやすいのがたまにキズです。

ミントには多くの種類があり、それぞれ微妙に香が異なりますので、それぞれを育ててみるのも面白いのではないでしょうか。

・ スペアミント Mentha spicata 和名 オランダハッカ 英名 spearmint 歯磨きや化粧品・ ガムなどの香味料としてよく知られています。すーっとした感じの強い香りがあります 。花は白。  
・ ペパーミント M. piperica 和名 セイヨウハッカ。英名 peppermint 前者と並んで極めて ポピュラーな種で、香りは少しおとなしい感じです。自然にできた雑種だとされています。 花は薄桃色。  
・ ペニーロイヤル Mentha pulegium 英名 Pennyroyal 全体に小柄で花は赤紫で、薄荷の仲間では一番美しいと言われています。外国では絨毯やベッドに敷き詰めて、家庭の悪臭を取るのに使われます。
・ グリーンミント Memtha viridis 英名 greenmint 草丈40cmくらいでスペアミントに似たさ わやかな強い香りがあります。口臭を消すのに使われたりします。
・ ウォーターミント  Mentha aqualica 英名 watermint 種名も「水」の意味で、湿地を好むことからこう名付けられています。草丈1b近くになる大柄な薄荷で花は薄紫。
・ アップルミント Mentha suaveolens 英名 applemint 種名は「甘い香りがする」の意味で、 文字通りリンゴに似た甘い香りがあります。草丈80cm。葉に細かい毛が生えており、花は薄紫。
・このほかにもそれぞれの変種で、パイナップルに似たにおいがあるパイナップルミントやレモンの香のレモンミントなどがあります。

 

topへ

 

商用であるないに関らず、当ホームページすべてのコンテンツ(画像・文章)の無断使用・無断転載はお断りいたします。

Copyright(C) 2005 HIGEMARU-SHOUTEN All Rights Reserved.
inserted by FC2 system