〜加藤麗子〜 

加藤 麗子(Rei)

1929年 1月東京新宿生まれ。北海道室蘭市。

文化学院美術科卒。モダンアート協会退会後フリーになる。以後 抽象と具象の中間帯の作画を求める。

洞爺湖温泉かんぽの宿(閉鎖)、社会福祉法人室蘭福祉事業協会、エンルムハイツ、洞爺湖畔レストラン「梓」に作品展示。

2003年7月21日 遠い世界へ旅立つ。

2006.10.13
Noriさんと共に上京していらしゃいました。
陰ながらいつも見守ってくれています。

自己作品をさまざまな展覧会にて発表する一方、子供のための絵画教室を開き、子供たちの自由な画風を通して豊かな心を育てる活動をおこなってきた。その作品は、大胆かつ繊細で何事も肯定も否定もしない自由な画風。
また、子供たちに対しても決して無理をさせず、書きたいもの、書きたいことを自由に好きに書かせる、決して口を出さず、手も加えないという方針で、その子供のもっている心を最大限に表現させる指導法。
一方で自身の作品には非情な厳しさを持つ。(ひげ丸店主談)

窓から

窓からは何が見えたのでしょうか。
目の前の映像
心で見る映像
みな美しい

大地に潤いを与え
生命の水を与え
流れを造り

自然の循環

鳥と女

(Reiのご自宅の居間にかけてある
作品です)

縦横無尽に広がる道路と交差点
立ち並ぶビル
そして行きかう人々

街は人間模様

飾り付けられた花瓶

飾り付けられた花瓶

どうしようもなく心に残る風景があります
その心に焼き付けた風景は、心の中でさらに想いをめぐらせます
あじさい

あじさい

何年経っても枯れない花があります
そう、心の中に咲いた花です

 

雪・川・山

雪・川・山

降り積もった雪はやがて川となって流れていきます
やがて川は大地を潤し、生命を誕生させ、命をはぐくみ・・・
壮大な子育てがはじまります
早春
 

早春

雪の下には雪解け水が流れ始めました
もうじき春がやってきます
一歩一歩確実に近づいてきます
雪どけ・ふきのとう

雪どけ・ふきのとう

こんな雪の下にも小さな命が芽生えてきます
そう、春の訪れです
融ける

融ける

ものは形を変え、いろいろなものを融合させていきます
そしてあらたなものをつくっていくのです
花4つの4

花4つの4

いつもの花が特別な花として見られる時間があります
想いはつのります
水・澄む

水・澄む

澄んだ水は万物の宝もの
さまざまな生物の源です
わたしたちはそこから自然の美しさややすらぎももらっています

麗*

華麗なる時も
かげる時も
けっして騒がず
ただじっとして
すべてを受け入れる

存在*

常に存在しています
人も植物も動物も
空も海も大地も空気も
存在することを認めることから
すべてがはじまるのです

花・織りなす*

多くのものがそうであるように
色彩はさまざまなものが
織り成して生成されています
私達の心の中もそうであるように

どんなに今苦しくても
生きていることを楽しもうよ
呼吸できることに感謝しようよ
今は今しかないのだから
今どんなに苦しくてもつらくても
それを喜ぼうよ
それを楽しもうよ

             麗

抽象

なにを見ているのか
なにを感じているのか
視覚ではなくて
こころで見ようよ

花たち

生きているということは
自分の存在の証
いっせいに主張し
咲き誇る姿は
まさに生きること

飾り付けられた馬

馬は気高く居ます
走ります
佇みます
馬は
どんな心をもっているのでしょうか
わたしと同じなのでしょうか

赤い目

見ています
遠くを近くを見ています
でも
本当に見られているのは
私の心の中なのです
私にも見えない本当を
見ています

タイトルは作者自身による。(*のみ店主命名)
解説は店主が作成いたしました。

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Reiのこと

 

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