加藤 麗子(Rei) 文化学院美術科卒。モダンアート協会退会後フリーになる。以後 抽象と具象の中間帯の作画を求める。 洞爺湖温泉かんぽの宿(閉鎖)、社会福祉法人室蘭福祉事業協会、エンルムハイツ、洞爺湖畔レストラン「梓」に作品展示。 2003年7月21日 遠い世界へ旅立つ。 |
自己作品をさまざまな展覧会にて発表する一方、子供のための絵画教室を開き、子供たちの自由な画風を通して豊かな心を育てる活動をおこなってきた。その作品は、大胆かつ繊細で何事も肯定も否定もしない自由な画風。
また、子供たちに対しても決して無理をさせず、書きたいもの、書きたいことを自由に好きに書かせる、決して口を出さず、手も加えないという方針で、その子供のもっている心を最大限に表現させる指導法。
一方で自身の作品には非情な厳しさを持つ。(ひげ丸店主談)
窓から 窓からは何が見えたのでしょうか。 | 雨 大地に潤いを与え | ||
鳥と女 (Reiのご自宅の居間にかけてある |
街 縦横無尽に広がる道路と交差点 街は人間模様 | ||
飾り付けられた花瓶 どうしようもなく心に残る風景がありますその心に焼き付けた風景は、心の中でさらに想いをめぐらせます |
あじさい 何年経っても枯れない花がありますそう、心の中に咲いた花です
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雪・川・山 降り積もった雪はやがて川となって流れていきますやがて川は大地を潤し、生命を誕生させ、命をはぐくみ・・・ 壮大な子育てがはじまります |
早春 雪の下には雪解け水が流れ始めましたもうじき春がやってきます 一歩一歩確実に近づいてきます | ||
雪どけ・ふきのとう こんな雪の下にも小さな命が芽生えてきますそう、春の訪れです |
融ける ものは形を変え、いろいろなものを融合させていきますそしてあらたなものをつくっていくのです | ||
花4つの4 いつもの花が特別な花として見られる時間があります想いはつのります |
水・澄む 澄んだ水は万物の宝ものさまざまな生物の源です わたしたちはそこから自然の美しさややすらぎももらっています | ||
麗* 華麗なる時も |
存在* 常に存在しています | ||
花・織りなす* 多くのものがそうであるように |
どんなに今苦しくても 麗 | ||
抽象 なにを見ているのか |
花たち 生きているということは | ||
飾り付けられた馬
馬は気高く居ます |
赤い目 見ています | ||
タイトルは作者自身による。(*のみ店主命名) |