オルゴールのまじめな話
第1話 オルゴールとは こんにちは。ボク、「オルゴール」。みんなに可愛がってもらっててうれしいよ。 これからボクのことをみんなに少しでも知ってもらいたくて、ひげ丸店主に手伝ってもらって少しずつここでお話させていただくことにしました。 今回は第1話。まず、ボクのこと、まずは大体のことを知ってもらおうと思うんだ。 オルゴールというと、みんなは「小さな箱」というイメージでしょ?(そうじゃないという人、それはボクのことよく知ってる人だね、サンキュー)。それは今、宝石箱に内蔵されていたり、小さなケースに入っていたり、人形に取り付けられていたりするからでしょう。もちろんそれもボクの姿だし、なんと言っても時代が変わってもその本質は変わって無いんだけど、でももともとオルゴールってちょっと違ってたんだよ。 ボクはちょっと面白い経歴を持ってるの。その詳しいことは徐々にお話しするとして・・・。 その歴史的な内容はともかくとして、もっともボクがもてはやされた時代は、今とは違って音楽をCDなんかでは聞けない時代。音楽っていえば生演奏しかない時代。でもいつでも好きな時に聞きたいよね、音楽って。その頃の人もそう思ってた。 そりゃー、大人気。ヨーロッパからアメリカへ渡り、もちろん日本にも行ってる。 そんなボクでもやはり全盛期は追われるもの・・・。悲しいことにボクにかわるCDっぽいもの、そうレコード(当時は蓄音機っていってたな)の誕生により、だんだん人気がなくなって、だんだん小さくなってしまった。その間わずか100年の歴史・・・。悲しいね。 でも、今もあちらこちらでボクを聞いてくれているみんな。どうですか?家の中に1つくらいボクの仲間がいますでしょ? では、今回の最後にいよいよボクの正体発表! どう?すこしは見直してくれた?不思議とどの家でも純粋にボクがいたりするしね。今でも結構人気ものかなって思うよ。 今日の話で実はボク「オルゴール」って箱じゃないことわかってもらえたかな?詳しいことはこれからいろいろ話すけどね。 そうそう、なんで自然とか芸術とかそういうのを扱うひげ丸商店にボクがいるかって、気になっている人も多いよね。でもこれからだんだんボクの話を聞いてくれればわかると思うよ。人も自然の一つだし、ボクだって実は芸術分野なんだぜー。 実は、今世界中のボクを作って売っているNo1は日本の会社なんだ。なんと世界中の90%以上がその会社の製品だよ。日本ってすごいね〜。 では、今回はここまで。いろいろこれから楽しみ! |
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